大阪のホームページ制作会社 株式会社PEP

           

大阪のホームページ制作会社 株式会社PEP

NEWS

【比較】ワードプレスのサイトをCanvaでリニューアルはあり?比較してみた

こんにちは。PEPの島です。

「クライアントがCanvaでWebサイトのデザインを作ったので、既存サイトをリニューアルしてこのまま公開したい」そんな相談を受けたことはありませんか?

Canvaは、誰でも簡単にグラフィックや資料が作れるツールとして定着しつつあり、最近ではノーコードでWebサイトを公開できる機能も注目を集めています。

一方で以下のような課題や疑問を持たれている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

  • 「既存のWordPressサイトとどう共存・移行するのか?」

  • 「ドメインやサーバーはどう扱えばいいのか?」

  • 「Canvaサイト公開後、保守やサポートはどこまで対応すべきか?」

  • 「そもそもワードプレスのほうがいいのでは?」

本記事では、実際に寄せられたご相談をもとに、Canvaでのサイト公開はどこまでできるのか、おすすめできるケース・できないケースの判断基準を、実務レベルで丁寧に解説していきます。

Canvaでサイト公開は本当にできる?基本仕様と制約

クライアントが「Canvaで作ったデザインをそのままサイトとして公開したい」と言うとき、まず制作会社として確認すべきなのは、CanvaがWebサイトとしてどこまで機能するのかという点です。

Canvaには専用の公開機能があり、ノーコード・サーバーレスで即時にWebページとして公開可能です。

Canvaでできること(2025年現在の基本仕様)

項目内容
サイト公開機能「Webサイトとして公開」からワンクリックでURL発行。Canvaのサブドメインまたは独自ドメイン(Pro限定)で運用可能
独自ドメイン接続Canva Proに加入することで、外部取得済みのドメインを接続可能(移管不要)
レスポンシブ対応テンプレートベースでスマホ表示に最適化される
アニメーションテキスト・画像に簡易的なアニメーションを付与可能(フェード、スライド、ポップ等)
SSL対応Canvaが自動でHTTPSを発行・更新。セキュリティ面も担保されている
埋め込み機能Googleフォーム、YouTube動画、Jotformなど一部外部サービスと連携可能

Canvaでできない/制約があること

項目制約内容
SEO機能meta titledescriptionの詳細編集、構造化データ、OGP設定などはできない
多階層構造サイトマップが1ページ構成に限定され、複数ページ+グローバルナビ設計は不可
フォーム機能お問い合わせフォームは標準非搭載。外部サービス埋め込みで代替する必要がある
アクセス解析Googleアナリティクスやタグマネージャーを埋め込むことができない
拡張性会員機能、EC、ブログ、ABテストなどのマーケ機能は非対応

Canvaは「手軽に・すぐに・見栄え良く」ページを作成・公開できるという大きな強みがありますが、あくまで静的な簡易サイト用途に向いているツールです。

お問い合わせフォームを外部サービス(たとえばGoogleフォームなど)を使わなければいけないのはかなり致命的であるように思います。

そのため、企業サイトやSEO集客を目的とした中長期の運用には向かず、限定的な用途(LP、ポートフォリオ、一時的な告知)として割り切って使うのが現実的です。

Canva移行が適しているケース/避けるべきケース

CanvaでのWebサイト公開は確かに手軽ですが、上記の通りすべての案件に適しているわけではありません。

ここでは、制作会社として判断する際の「Canva移行が適しているケース」と「避けた方がいいケース」を明確に切り分けて整理します。

Canva移行が適しているケース

状況理由
小規模店舗・個人事業主短期での情報発信・イベント告知などにCanvaの即時公開性がフィットする
予算がほとんど出せない制作・保守にコストをかけられない場合、Canva Pro(月額約1,500円)のみで完結できる
シンプルなLP構成で十分1ページでサービス説明+問い合わせフォーム(外部)程度で目的を果たせる
クライアントがCanva操作に慣れているCanvaで資料・SNS投稿を作っているユーザーは、Webサイト編集も自力で対応可能なケースが多い
デザインと公開のスピード重視修正したらすぐ反映したい、柔軟に文章を変えたいといったニーズに対し即応できる

Canva移行を避けるべきケース

状況理由
SEOで集客を狙うメタタグ、構造化データ、見出し階層、パンくず、ページスピード最適化などが不十分
ページ構成が複雑サービスページ・導入事例・コラム・お問い合わせ…といった多階層構成には対応不可
将来的に機能拡張が必要ECサイト化、ブログ化、予約機能、ABテストなどが必要になる可能性がある場合は不向き
正確なアクセス解析が必要Googleアナリティクスやタグマネージャーが使えないため、広告運用やCV計測に不向き
法人や上場企業の公式サイトブランド信頼性やセキュリティ面の要件が高く、Canvaの仕組みでは担保しきれないリスクあり

判断の目安

  • 「Webページ」というより「情報カード」に近い用途であればCanvaは◎
  • 一方、集客・拡張・資産化を意識するならWordPressなどCMSのままが◎

制作会社を運営している私としては、ポートフォリオサイトレベルであればcanva、企業であればワードプレスを用いることをおすすめします。

結論:ケースによっては「アリ」。しかし企業はあまりおすすめできない

もしcanvaでサイトのデザインをされたなら、そのカンプデータを制作会社に送って「1から作成してもらう」というのが1番手っ取り早いです。

今後、CanvaのようなノーコードツールでWebサイトを自作するクライアントはますます増えていくと考えられます。

しかし、制作会社の仕事がなくなるということではなく、仕事の立ち位置が変化していくとだけであり、おそらく今後も制作会社の仕事は変わらず増えて行くと考えています。

本記事では、実際の相談事例をもとに、Canvaでのサイト公開に関する現実的な判断軸と対応策を解説しました。

同じような課題に直面している制作会社やフリーランスの方の参考になれば幸いです。

一覧へ戻る

CONTACT

お問い合わせ

お問い合わせはこちら