大阪のホームページ制作会社 株式会社PEP

           

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.co.jpドメイン変更によるメリット・デメリット

こんにちは。PEPの島です。

本日は最近.co.jpにドメインを変更した弊社ですが、ドメインを変更した理由について改めてご紹介できたらと思います。

営業現場で気づいた「信頼性」の壁

転機となったのは、営業活動での経験でした。

「.com」ならまだしも「.biz」というだけで若干スパムサイト感があったり、怪しさというものが生まれてしまうことに危機感を覚えました。

どんなに良いサービスを提供していても、第一印象で不安を与えてしまっては、その後の関係構築に影響してしまいます。

.co.jpが持つ「証明書」としての価値

そこで私たちが注目したのが、.co.jpドメインでした。

.co.jpは、日本国内に登記された法人のみが取得できる特別なドメインです。

しかも、一法人につき一つまでという制限があります。

つまり、.co.jpを使っているということは、それだけで「日本の正規法人である」という証明になるのです。

誰でも取得できる.comや.bizとは、根本的に信頼性が異なります。これは、まさに企業にとっての「身分証明書」と言えるでしょう。

変更後に実感した具体的なメリット

.co.jpに切り替えてから、いくつかの明確な変化を感じています。

営業活動における変化

新規のお客様との商談で、企業の信頼性について説明する必要がなくなりました。ドメインを見ただけで「日本の法人企業」だと認識していただけるため、サービスの説明により多くの時間を割けるようになりました。

Webサイトからの問い合わせ品質の向上

以前と比べて、より具体的で質の高いお問い合わせが増えました。「どこの国の企業かわからない」といった不安がなくなったことで、真剣に検討されているお客様からのご相談が増えたように感じます。

検索結果での表示改善

Googleは公式には明言していませんが、国内向けの検索では事業ドメインの方が優位に働く傾向があります。特に.co.jpのような法人限定ドメインは、スパムサイトに使われるリスクが低く、検索エンジンからも「クリーンなドメイン」として評価されやすいです。

変更時に考慮すべきデメリット

もちろん、.co.jpへの変更にはいくつかのデメリットもあります。

コスト面での負担

  • 年間維持費が他のドメインと比べて高い(年間約8,000円程度)
  • 変更時の移行作業やSSL証明書の再設定にコストがかかる

手続きの複雑さ

  • 法人登記簿謄本などの書類提出が必要
  • 取得までの審査期間が長い(通常1〜2週間)
  • 一法人一ドメインの制限があるため、複数サイト運営時は別途検討が必要
  • サイトを入れ替える必要あり

移行時のリスク

  • ドメイン変更によるSEO評価の一時的な低下
  • 既存のブックマークやリンクが無効になる可能性があるため1からリダイレクト設定
  • メールアドレスの変更に伴う取引先への周知作業

などなど手続きもかなり大変でした。

基本的にはリダイレクトさえしておけばなんとかなりますが、リダイレクト漏れなどあれば大変なことにもなりかねません。

サイト入れ替えによる手間が個人的に1番時間がかかると思いました。

企業の「顔」としてのドメイン選び

現代において、企業のWebサイトは名刺以上に重要な役割があると思っています。

初回の接触が名刺交換ではなく、Webサイトの閲覧から始まることが圧倒的に多いからです。実際名刺なんてほとんど誰も「その場の雰囲気」を感じ取るだけであとあと見ることはありません。

WEBの場合は.bizから.co.jpへの変更によって、企業としての信頼性を視覚的に示すことができるようになりました。

もしこの記事を見られているご担当者で、「まだ.co.jpを使用されていない」のであれば、ぜひ一度検討してみてください。それは、お客様や取引先との信頼関係を築く上で、意外に重要な要素かもしれません。

ぜひご参考になれば幸いです。

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